2012年06月14日

МИР-1B 37mm F2.8 ロシア産

МИР-1B 2.8/37
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<<Grand Prix Brussels 1958>>


※1952年に登場したCarl Zeiss JenaのFlektogon 35mm F2.8をベースに、1954年よりMIR-1として
 発売。今回はその後続機。

・1958年にベルギー・ブリュッセルの万博で、グランプリを獲得”したと言う過去の名誉(Grand
 Prix Brussels 1958)も有る銘レンズです。

外観デザインは幾度か変更されますが、基本設計に変更はなく、1954年"M39マウントのMIR-1"から、
同一光学系のまま2004年まで製造されていました。なお、工場は現在も残っていますが、レンズ
よりも銃の照準器や暗視鏡など、それならまだしもミシンや業務用オーブンも作る機械メーカーに
変貌してしまっている様子です。

難点と言えば、広角レンズなのに、マクロレンズなみにピントリングを回さなければいけなかった
り、撮影最短距離0.7mと、遠い事など上げられますが、フイルター径が49mmだったり、コンパクト
な固体デザインだったりと、捨てがたい所も十分あるレンズです。

個人的な意見、、、
posted by 麗智那 at 15:28| Comment(0) | 広角レンズ | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

S-M-C BELLOWS-TAKUMAR 1:4/100

Super-Multi-Coated BELLOWS-TAKUMAR 1:4/100
m01120611b.JPG

<<S-M-Cは雲っているか?>>

実は、Super-Multi-Coated MACRO-TAKUMAR 1:4/100とSuper-Multi-Coated BELLOWS-TAKUMAR
1:4/100のレンズ構成は、全く同じだそうです。じゃ、S-M-Cベローズタクマーは要らない
じゃないか!って思いますょねっ。でも所有したくなる理由は、絞り羽根の形状にあった
のです。INDUSTAR-61L 50mm F2.8って言うレンズ知ってますかぁ?コレは星ボケ(実際は
6画)で有名なレンズなのですが、S-M-Cベローズタクマーも星ボケ(実際は8画)が期待
出来るからです。

INDUSTAR-61Lの方が、50mmレンズ故にボケの形状は大きいとは思います、、、。

個人的な意見、、、
posted by 麗智那 at 00:33| Comment(0) | マクロレンズ | 更新情報をチェックする

2012年06月10日

HELIOS 44-2 2/58 ロシア産

HELIOS 44-2 2/58
01110703b.JPG

<<BIOTAR58mm/F2 was born in 1927,,,,>>

~ヘリオス58mm f2とは~
KMZ製HELIOS-44シリーズとして、1958年から製品化された、焦点距離58mm、開放絞り値F2、
4群6枚のガウス型大口径単焦点レンズである。

ある人が言いました「ヘリオス44って、レンズ界のシーラカンスだよねっ」~
レンズなのに?始めはその意味が分かりませんでした。が、歴史の紐を解いていくうちに、
確かに的を得てると、感心してしいました。所有しているヘリオス58mm f2は、シリアルNoから
1985年製と分かるのですが、やはり写り具合が時代錯誤している様子でした。

~生い立ち~
このレンズ、ツァイス・イエナが戦前に設計したBIOTAR 58mm/F2(同じ光学系のガウス型)を
ベースに、開発(コピー)したのが始まりと言われてます。少し細かく説明すれば、HELIOS-44の
リリースされた時期と、ツァイスのBIOTARがモデルチェンジを行い、最後の製品がリリース
された時期とが重なるため、HELIOS-44はBIOTARの最後のモデルを元に設計されたレンズだ!と、
誤解されることが多いようです。が、これはどうやら間違いの様で、KMZ自身が、「実際に
ベースとなったレンズは、戦前の1927年に設計されたBIOTAR(58mm版)の初期モデルである」
と認めている過去の事例から、戦前のBIOTARが元と言う方が正解なのかもしれませんねっ。

~ロシアンルーレット?~
相当数のバージョンあるHELIOS 44-2 2/58ですが、光学系は流用されてる場合が多く、おまけ
に、同じ年代でもマルチコートされてる物、シングルコートだけの物などが、雑多に有るらし
いです。酷い話ですと、シングルコートでも輸出用にはマルチコート表記(MC)されてる場合
もあるそうで、さすがロシアレンズですねっ。

個人的な意見、、、
posted by 麗智那 at 00:38| Comment(0) | 標準レンズ | 更新情報をチェックする

2012年06月09日

Auto-Takumar 1:1.8/85

Auto-Takumar 1:1.8/85
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<<オートタクマーの味>>

85mm f1.8レンズの場合、、、、
 Takumar 1958~59, Auto-Takumar 1960~62, Super-Takumar(85mm f1.9) 1962~64前期型
 1965~71後期型, S-M-C Takumar(85mm f1.9) 1971~72, Super takumarでf1.9となってい
 たレンズが、S-M-C Takumar(85mm f1.8) 1973~79で、f1.8に復活となってます。

オートタクマー=シングルコートレンズ
 共通する事は、開放ではフレアーが多く、絞ってもコントラストが弱い事等が上げられます。
ただ、開放F1.8の威力は絶大で、被写体に上手く嵌れば、背景をスト~ンと省略させる事が
出来る様は、同じ大口径(f1.8)の55mmとはヤハリ別格の貫禄が有りますねっ。


個人的な意見、、、
posted by 麗智那 at 00:53| Comment(0) | 中望遠レンズ | 更新情報をチェックする

2012年06月03日

Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:2.5/135 後期型

Super-Multi-Coated TAKUMAR 135mm F2.5
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<<~後期型の135mm f2.5の逸話~>>

すでにカメラ製造から撤退していた西ドイツのカール・ツァイスは、新たなレンズ供給先として、
まず関係のあったペンタックスと交渉し、ペンタックス・コンタックスマウントの規格が決定。
1972年にはペンタックス カールツァイスという会社が設立され、、、。ただ、ここから色んな
経路が有り、結局この提携話は御破算。ツァイスの提携先として、経営は破綻していたが、
技術力はあったヤシカが、選ばれる事になってしまいました。

前期型の135mmf2.5は、エルノスタータイプのレンズ構成であったのに対して、この後期型
はツァイスの言う"現代風ゾナー構成"に変わった物だそうです。もしかしたら、このレンズ、時代
背景から考察すると"ツァイスの血が紛れ込んだレンズ"だと言えるのかもしれません。と言う事から、
もしかしたら”ツァイスと共同開発のレンズ”第一号となっていたのかもしれませんねっ。

個人的な意見、、、
posted by 麗智那 at 23:07| Comment(0) | 望遠レンズ | 更新情報をチェックする
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